
小西六 Pearl III + ILFORD FP4 PLUS
昔からの癖で、コーヒーショップとか電車とかの中にいると周りの4組ぐらいの会話を聞いてしまう。
聞こうと思って聞くのではないので、何か集中している事がないときはついつい選局してしまう。
先日とあるタリーズでの会話。
子分風の男(坊主頭20前後。以下K):「じゃあ次お願いします。」
Kはびっしり書いたメモ帳をめくり、新しいページを開く。
親分風の男(サングラス30前後。以下O):「まず、肉を切って鍋にいれて、肉が埋まるくらい水を入れる。」
K:「どれくらいの時間煮れば良いですか」
O:「煮詰まるぐらいに」
K:「煮詰まるってどういう・・・・・」
O:「煮詰まるってのは・・ええと」
Oは少し困った顔をする。
ここまでは私も料理人と弟子だろうなと思っていたが、いくら弟子だって煮詰まるがわからないんじゃあレシピ教える段階ではないだろうと思いはじめる。
O:「沸騰すると水分が蒸発して・・・・濃くなるでしょ・・・・」
K:「ああ・・濃くするんですね。でも最初から味を濃くしたらいいんじゃ・・・」
静かな時間が流れる。
Oは私に聞かれている事に気づいたのかちらりとこちらを見る。
私はケータイを見るフリ。
K:「じゃあ。次お願いします。」
(3回ぐらい繰り返し)
この2人の関係はどういう関係なのだろうか。
by omrise | 2009.10.14 Wednesday
19:15 |
小西六 Pearl III |
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